1. 特定技能とは?
2. 入職までの流れ
3. 介護福祉士の資格について
4. インタビュー動画
1. 特定技能とは?
特定技能とは、外国人の皆さんに日本で活躍して頂くために作られた在留資格で、日本人を同じ給料をもらって働くことができます。
特定技能には「1号」と「2号」があります。「2号」は「1号」よりも、専門的な技能が必要です。
特定技能で働くことができる12分野は下記から確認できます。
特定技能1号の場合 click
特定技能1号で働ける分野 | 仕事内容 |
---|---|
介護 | 身体が不自由な人のサポート |
ビルクリーニング | ビルの中の掃除 |
素形材・産業機械・電気 電子情報関連製造業 | 部品などの物をつくる |
建設 | 建物(家・ビルなど)をつくる |
造船・舶用工業 | 船をつくる |
自動車整備 | 自動車を点検・整備する |
航空 | 飛行機に荷物を運ぶ、飛行機を点検・整備する |
宿泊 | ホテルで受付や接客をする |
農業 | 野菜などを育てて、収穫する 動物(豚・牛・ニワトリ)を育てる |
漁業 | 魚をとる、魚を育てる |
飲食料品製造業 | 食べ物を作る |
外食業 | レストランなどで接客する、料理を運ぶ |
特定技能2号の場合 click
特定技能2号で働ける分野 | 仕事内容 |
---|---|
建設 | 建物(家・ビルなど)をつくる仕事のリーダー |
造船・舶用工業 | 船をつくる仕事のリーダー |
特定技能1号と2号のちがい
在留期間 | 家族の帯同 | 日本語レベル | |
---|---|---|---|
1号 | 合計5年まで | × | N4以上 |
2号 | 期限なし | 〇 | N3以上 |
どうやったら特定技能で働けるの?
特定技能1号として働くためには、まず、日本語試験と技能試験に合格しなければなりません。試験に合格した後、会社と契約すると、特定技能の在留資格を申請できます。
技能実習生(2号)は、実習計画を修了後、特定技能の在留資格を申請することができます。この場合、同じ分野の仕事なら、日本語試験と技能試験は不要です。
別の分野の仕事を希望する場合は、試験を受けなければなりません。
会社から受けられるサポート(特定技能1号の場合)
特定技能1号で働く外国人は、会社または、登録支援機関から様々なサポートを受けられます。
① 事前ガイダンス
会社と契約後、在留資格を申請する前に、会社から「契約内容・仕事の内容」などを説明してもらえます。
② 出入国する際の送迎
日本に来るとき、国へ帰る時の送り迎えを会社の人がします。
③ 住居確保・生活に必要な契約支援
会社の人が、住む家の準備と、水道・ガスなどの契約をサポートします。
銀行口座の開設や携帯電話の契約も手伝ってくれます。
④ 生活オリエンテーション
会社の人が、日本で暮らすために必要なルールやマナーを教えてくれます。
⑤ 公的手続等への同行
会社の人が市役所や税金などの手続きに一緒に来て、サポートしてくれます。
⑥ 日本語学習の機会の提供
会社の人が、日本語を勉強するための学校を案内と、入学手続きのサポートをしてくれます。
⑦ 相談・苦情への対応
困ったことがあったら、あなたが分かる言葉(あなたの国の言葉)で、相談することができます。
⑧ 日本人との交流促進
会社の人が、会社や家の近くのお祭りに行く案内をしてくれたり、日本人と交流する機会を作ってくれます。
⑨ 転職支援(人員整理等の場合)
会社から仕事を辞めるように言われた時、会社は新しい仕事を探すサポートをします。
⑩ 定期的な面談実施と行政機関への通報
会社のサポートチームのリーダーと定期的(3カ月に1回以上)にミーティングがあり、仕事で困ったことを相談できます。
①~⑩のサポートは、会社がしなければならないことです。もし、これらのサポートを受けられていないと感じた場合は、入国管理局に相談しましょう。
特定技能の在留資格で働くには、どうすればいい?
特定技能1号で働くためには、試験を受けなければなりません。日本語試験と、希望する分野の技能試験に合格する必要があります。
技能実習2号を修了した人は、試験を受けなくてもよいですが、別の分野での仕事を希望する場合は、働きたい分野の技能試験を受けなければなりません。
介護の仕事を希望する場合は、日本語能力試験に加えて、介護日本語評価試験と介護技能評価試験を受けます。
▼こちらをご覧ください。
●全分野共通
・日本語能力試験
・日本語基礎テスト
●介護分野
・制度概要(厚生労働省ウェブサイト)
・申し込み(テストセンターウェブサイト)
【介護分野】技能試験、日本語試験とは?
介護技能評価試験
【試験 言語】現地語
【実施 主体】プロメトリック株式会社
【試験の方法】コンピューター・ベイスド・テスティング(CBT)方式※
①国際交流基金日本語基礎テスト
【実施 主体】独立行政法人国際交流基金
【試験の方法】コンピューター・ベイスド・テスティング(CBT)方式※
又は、日本語能力試験N4以上
+
②介護日本語評価試験
【実施 主体】プロメトリック株式会社
【試験の方法】コンピューター・ベイスド・テスティング(CBT)方式※
介護技能評価試験 | 介護日本語評価試験 | |
---|---|---|
問題数・試験時間・試験科目 | 合計45問 60分 <学科試験 40問> ・介護の基本 10問 ・こころとからだのしくみ 6問 ・コミュニケーション技術 4問 ・生活支援技術 20問 <実技試験 5問> ・実技試験課題を提出 | 合計15問 30分 ・介護のことば 5問 ・介護の会話、声かけ 5問 ・介護の文書 5問 |
試験の方法 | コンピューター・ベイスド・テスティング(CBT方式※) | |
受験手数料 | 1,000円程度 | |
合格基準 | 問題の総得点の60%以上 |
(※)CBT方式とは、テストセンターでコンピュータを使用して出題、解答するもので、受験者は、ブースで、コンピュータの画面に表示される問題をもとに、画面上で解答する。
2. 入職までの流れ
- 登録
- 面談
- お仕事紹介
- 面接対策(練習)
- 面接
- 事前ガイダンス
- ビザの申請(サポートあり)
- 引っ越し(サポートあり)
- 各種手続き、転入届・銀行口座開設等(サポートあり)
- 入職
3. 介護福祉士の資格に関して
特定技能で働きながら、介護福祉士の資格を取得すると、在留資格を「介護」に変更することができます。
在留資格「介護」を取得すると、家族(配偶者・子供)を帯同でき、在留期間更新の回数に制限がなくなります。将来、永住権を取得できる可能性もあります。
介護福祉士の資格を取得するためには、①3年以上の実務経験 + ②実務者研修受講(修了) + ③介護福祉士国家試験合格 が必要です。
4. インタビュー動画
生活サポートについて
介護のお仕事について
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